ローソク足の上ヒゲや下ヒゲによる無駄な損切りを防ぐ方法
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株式売買テクニック
ローソク足の上ヒゲや下ヒゲはサラリーマントレーダーにとって敵です。
なぜならば、常時株価を監視することができないサラリーマントレーダーは、逆指値注文を行い資産を守ることが非常に重要だからです。
ローソク足の上ヒゲや下ヒゲは、ダマシの株価の変化となることが多く、逆指値注文による無駄な損切りを行う要因となります。
今回は、ローソク足の上ヒゲや下ヒゲによる無駄な損切りを防ぐ方法について、考えてみたいと思います。
上ヒゲや下ヒゲが発生していない銘柄を選ぶ
ローソク足の上ヒゲや下ヒゲの発生頻度は銘柄によって異なります。
つまり、上ヒゲや下ヒゲが当たり前のように出現する銘柄もあれば、ほとんど出現しない銘柄もあるということです。
株式トレードの大きなメリットのひとつが、戦う場所を自分で選ぶことができることです。
上ヒゲや下ヒゲが当たり前のように出現する銘柄は、デイトレーダーにとっては美味しい銘柄かもしれませんが、日足チャートでトレードするサラリーマントレーダーにとっては邪魔者でしかありません。
あなたが戦いやすい場所はどこなのか、考えてみたことはありますか?
自分のトレード方法にあった銘柄を選ぶことは、トレードテクニックを磨くこと以上に重要だと、私は思います。
逆指値注文のポイントをズラす
ダマシによって無駄な損切りが発生しているということは、あなたの逆指値注文はダマシを仕掛ける側にとってすでに織り込み済みだということです。
つまり、セオリー通りの損切りのポイントではダマシに引っ掛かるということを前提に、逆指値注文を設定する必要があるということです。
ダマされない逆指値注文を行う上でポイントとなるのが、注文のズラシ方です。
たとえば、セオリー通りの損切りのポイントに到達したとしても、終値でそのポイントに到達していなければ損切りを見送るとか、セオリー通りの損切りのポイントより少し離れた場所で逆指値注文を設定するとか、時間軸や価格軸など教科書通りのポイントからズラシてみることが重要なのです。
具体的に、どのようなズラシ方をすればいいのかについては銘柄にとって特徴が異なるため、過去のチャートを確認し銘柄の特徴や傾向を把握することが大切です。
つまり、仕掛けられる側ではなく仕掛ける側の思考を推測した上で、損切りのルールやポイントを設定する必要があるということです。
セオリー通りではない株式トレードを試してみることは勇気がいることかもしれませんが、リスクを覚悟して試してみなければこれまでの無駄な損切りを繰り返すだけだと、私は思います。
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