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私が株式トレード超初心者だった頃、知っておけばと後悔している投資マインドとは

公開日: : 投資メンタル

私が株式トレード超初心者だった頃

株式トレードの記録を時間が経ってから見直してみると、「どうして、こんなトレードしたのだろう?」と、自分が行った株式トレードでありながら、疑問に感じることがあります。

その中でも、最も多いのが損切りに対するあきらめの悪さ。

つまり、自分が仕掛けた株式トレードが過剰に正しいと考えてしまうばかりに、適切な場所に損切りを設定することができず、損失を拡大してしまっているのです。

しかし、この失敗の多くは投資マインドを変えることで、大きく結果を変えることができます。

つまり、投資マインドを変えることによって、損失を防ぐことはできませんが、損失を最小限に抑えることは可能だということです。

では、損失を最小限にするためには、どのような投資マインドが必要なのでしょう。

今回は、特に株式トレードを始めたばかりの方にとって、重要な投資マインドについて考えてみたいと思います。

儲かる株式トレードは、勝ちトレードばかりではない

儲かる株式トレードは、勝ちトレードばかりではない

株式トレードを始めたばかりの頃というのは、素直に損失を受け入れることが難しいものです。

株式トレードは利益を出すことを目的としているので、損失を受け入れがたいのは当然といえば当然なのですが、投資するということに慣れていないサラリーマントレーダーでは、その傾向がさらに強いようです。

損失を受け入れることができないということは、勝ちに執着していると言い換えることもできます。

つまり、トレードで勝つことが正しい選択であり、トレードで負けることが間違った選択だと勘違いしてしまっているということです。

しかし、どれだけ素晴らしい株式トレーダーでもずっと勝ち続けているわけではありません。

たくさんの勝ちトレードと負けトレードを積み重ねた結果、利益をあげることができている、ただそれだけのことなのです。

たとえば、リスクリワードが4倍以上であるトレードルールで株式トレードを行っていた場合、4回のトレードのうち、3回トレードで損失を出したとしても1回の勝ちトレードがあれば、結果的に利益をあげることができます。

つまり、負けトレードは利益をあげるトレードを行うために、必要不可欠なトレードと考えることができるのです。

株式トレードを勝つことができるように一生懸命努力することは重要ですが、勝つトレードの中にはたくさんの負けトレードが含まれている、この考え方が重要だと私は思います。

株式トレードの正解は市場にある

株式トレードの正解は市場にある

負けトレードの中にも素晴らしいトレードはたくさんあります。

つまり、たとえ負けトレードだとしても上手な負け方をしていれば素晴らしいトレードだということです。

上手な負け方とは、損失の小さい負け方ではありません。

株価の値動きがあなたの想定と異なることを素直に認めることができ、損切りできることが上手な負け方であり、想定外であることを素直に認めることができるからこそ、結果的に損失を小さくすることができるのです。

株価の動きは、天気みたいなものです。

あなたは、晴れてほしいと願っていても、大雨になることもあります。

大雨になった時に、なぜ晴れにならないんだと考えてみるのは、あまり賢い選択とはいえません。

なぜならば、どれだけ考えてみても、あなたの力で天気を変えることなどできないからです。

あなたにできることは、傘をさして雨を防ぐことぐらいです。

つまり、素直に不可抗力を受け入れ、受け入れた上でどう対処していくのか考えることが、重要だということです。

流れに逆らうのではなく、流れに身を任せる。

正しいのは株式トレードの理屈や理論ではなく、市場での株価の変化だと私は思います。

株式トレードは、プロもアマチュアもない

株式トレードは、プロもアマチュアもない

損失を受け入れるということは、あらかじめ損失額を計算することではありません。

損失を出した時、感情を揺さぶられることなく、平常心でいられるかということです。

株式トレードを行っていると、わずか数分の間に、一月分の給料以上の金額を失うことは珍しいことではありません。

一生懸命働いて手にした給料を、わずか数分で失う事実を、あなたは冷静に受け止め平常心でいることができるでしょうか。

あらかじめ、一瞬でお金を失うことを冷静に受け止めることができなければ、あなたにとって株式トレードは感情を揺さぶられ、大切なお金をむしり取られる存在なのかもしれません。

なぜならば、感情を揺さぶられた株式トレードは、冷静に株式トレードをする人達によって、格好の餌食だからです。

株式トレードは失っても冷静でいられる金額で行うべきです。

もし、失っても冷静でいられる金額を用意することができなければ、まず、何からの方法で失っても冷静でいられるお金を用意すべきです。

ここで重要なのは、必要なお金なのかではなく失っても冷静でいられるお金だということです。

つまり、余っているお金だからといって、安易に株式トレードを始めることは、非常に危険だということです。

株式トレードは、世界中のトレーダーを相手に知恵比べをする勝負の場です。

初心者だろうが、サラリーマンだろうが、そんなことは問答無用の勝負の場です。

勝負の場である以上、プロになりきれない人は参加すべきでないと私は思います。

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